ご縁のくにの、あたしのひとり言。

晩婚、高齢出産からの子育てをおそらくメインに、島根のこと、山陰のこと、なんだいかんだい、方言混じりで綴ってみます。

お化粧

資生堂アカデミーで仕事をする10個下の従姉妹と先日結婚式で、再会しました。


日本中、世界中が彼女のフィールドになりつつある様です。


彼女の立ち居振る舞いは、それはそれは美しいものでした。


相当の努力で、これまで来て、これからも彼女らしく進むんだろなと、色んな話からうかがい知ることが出来ました。


ものごとを突き詰める


ことの、面白さ。

その魅力って、その人じゃないと分からん域だなって。






高校の時、


小さいコンパクトに入った

ニキビ肌をカバーするパウダーがとても欲しかったことを思い出しました。



初めてストレートパーマをかけたのは、

中学2年生の時。


パーマ、

という大人の世界を知れた気がしたのと、


やたらこんぶ茶の匂いが取れなかった数日間と笑、


何もしなくてと真っ直ぐサラサラな髪の毛の

魔法にかかったような毎日だったな、、と

いうことも思い出しました。



美容師をしていた叔母と、美容師を目指す10歳年上の従姉妹に、

とても憧れがあってことも思い出しました。


初めて貰ったブラシは、

いい匂いのするオレンジ色のキャンディの形だったり、

従姉妹にヘアセットして貰って、

がいな祭に一緒に連れて行って貰ったり、


とにかくとにかく、

美容のことが分からなくても、

《憧れ》や《魔法》の様な存在を美容師さんに感じていました。



そして、


一方で当時の時代背景が大きかったと思います。


初めての子育ての中で思春期を迎えた娘に関して母も一生懸命でした。


23で私を生んで、兎に角一生懸命だったんだろうなと、今やっと思う事が出来、感謝しかないのですが、


『化粧をしたらバカになる』


と、言われていた事も思い出しました。笑



母を批判材料にはしません。


批判を、したくてこの話もしません。



昔々テレビで流行っていたのは、



化粧とパーマをした若者のイメージを

きっと強くしたのかも知れないなと思う一つ個人的な印象を受けですが、



若手俳優が登場する、

兎に角《不良》とされるものの絵面が印象的でした笑。


ドラマでは、

その不良とされる若いお兄さんやお姉さんが

どんな感じで


正しく、熱い思いを持った大人のお陰で

スポーツや音楽、芸術などを通じて、

更生するか?


みたいなことを物語にしたものが多かった記憶があります。



そんな事もきっとあったからかな?


と、今は感じますが、兎に角我が家では

暗黙に、化粧はご法度となっていったのです。

私がそう思い込んでおりました。



高校時代、眉毛の整った周りの友達や

大学に入ってからしばらく、眉毛の整った先輩や友達の顔と自分の眉毛の違和感を感じ続けていたんですが、その謎が本当に分からず。



チアサークルに入ったとき、先輩から


『ひろこ、メイクくらいしなさい!眉毛くらい描きなさいや笑笑』


と、言われた言葉がとても衝撃だったことがありました。



私の思考の中の、


《化粧したらバカになる》


と、


《メイクくらいしなさい》


の真逆な違和感と言ったら!!!



本当、

あのよくテレビである、

南極の氷が崩れて海に落ちていく映像みたいな

そんな衝撃がありました笑笑。



今まで、感じていた周りの人たちの整った眉毛の謎もそこからやっと笑、解けていくんですわ。


聞けなかったし、

踏み入れてはならない域と勝手に思い込んでいたんですよね。。


今、思えば。



昨日、44年間メイクアップに携わる方のもとで、友達をモデルにメイクをするのをみてもらう時間がありました。



TEAの実技試験の時以来の緊張感も、

、、少し味わう場面がありました。


でも、あのしんどい思いでが8割だった時とは違い、


昨日はとても楽しくて、

その緊張感が心地よかったんですわ。




そしたら、始めに書いていた事を

次々と思い出した、

という訳でした。




子育てに懸命にしてくれていた母


憧れを持たせてくれた叔母と従姉妹


当時の時代背景笑からのテレビドラマの印象


先輩のひとこと


その後、結果携わった美容の仕事と癒しの仕事



昨日初めて味わった、感覚



なんか、色々やってみよっと



思いました。